インプラント治療とは?

インプラント治療とは、失われた歯の代替として、人工的に作られたチタン製の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込む治療方法です。
インプラントは、その堅牢な結合力と天然歯に近い見た目・感触から、歯科補綴治療の中で高い評価を受けています。

インプラント治療の流れ

STEP

診断と計画

歯科医師との相談のもと、患者の歯周状態や骨量を評価し、最適な治療計画を立てます。


STEP

手術

ローカル麻酔を使用し、インプラント体を顎の骨に埋め込みます。
手術後は骨とインプラントが結合するのを待ちます(オーシオインテグレーション)。


STEP

人工歯の取り付け

インプラントが十分に骨に結合した後、人工歯(クラウンやブリッジ)を取り付けます。
これにより、自然な咬合感と美しい笑顔を取り戻すことができます。


メリット

  • 自然な見た目と感触:顎の骨にしっかりと固定されるため、自然な歯と同様の見た目と感触を実現します。
  • 長期的な耐久性:正しいケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスが行えば、多くの場合、長期間持続します。
  • 周囲の歯への影響が少ない:通常のブリッジと比較して、周囲の健康な歯にほとんど影響を与えません

注意点と考慮すべきこと

手術後は、適切なケアが必要です。歯科医師の指示に従って、痛みや腫れの軽減に努めましょう。また、インプラント治療は高額な場合があります。保険の適用状況を確認し、費用についての相談も忘れずに行いましょう。

インプラントオーバーデンチャー

■インプラントオーバーデンチャーとは
この方式では、入れ歯がしっかりと顎の骨に固定されるため、食事や会話中に入れ歯がずれたり外れたりする心配がありません。また、必要に応じて、現在お使いの総入れ歯をそのまま使用することも可能です。

メリット

埋入するインプラントの本数が少ない

取り外しが簡単

安定感に優れている